5985人が本棚に入れています
本棚に追加
結局強引に振り払おうとしても振り払えず、そのまま行くはめになった…。
うぅ…死線が痛い…。
リン「あ、開会式始まるみたいだからイこ?」
字が違うぅぅぅ!!
どうみても違うだろーが!!
リン「何やってるの?」
レイ「…軽い考え事だ」
レイ「え?あたしの事思ってた?やだーこんなとこで言わないでよぉ」
そう言われて背中を叩かれる。
聞き間違い…いや妄想のしすぎもいいとこだ。
リンは赤く染まった頬に手を当て、体をくねらせている。
レイ「リン、そんな事言った覚えは――」
リン「…あたしとレイがあんなことやこんなことを…グフフフフ…」
駄目だ。
しばらく戻ってきそうにないな。
両手外れてるし…行っちゃうか。
そんなリンを置いていき、現在校庭にいる俺。
人がいっぱいいる。
これ皆生徒かぁ…としみじみ思いながら学校を見る。
レイ「……デカイ」
俺の第一声がこれだった。
東京ドーム4個入りそうな程デカイ。
ちゃんと見てなかったため見てびっくりだ。
「これから開会式を始めますので校庭に御集まり下さい…」
レイ「ん…始まるか」
そういって俺は人ゴミの中に入っていく。
最初のコメントを投稿しよう!