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美味かった。
久々に高級なの食べたけど…やばいくらい美味かった。
部屋に戻って(響は自室に帰った)、取りあえずテレビをつけた。寮がホテルみたいで、二人で3部屋あり、左右が各自ので真ん中はキッチンとリビングでソファーとテレビがある。((すげぇ…))
で、ソファーに凭れてたら恵が隣りに座ってきた。
そして
「九条先輩と知り合いだったの?」
と不思議そうに訊いてきた。
知ってるわけない。あんな偉そうな奴…
「なんで?」
「…だって九条先輩…生徒会長だし…」
ふーん…生徒会長なんだ…
「知らないよ」
知っててもしょうがないしね。ってか初対面だったしね。
「基織先輩も?」
“基織”と言われてまた胸が熱くなった。
「…その人も生徒会?」
気になった。
何故かはさっぱりなんだけど、、、
でも予想に反して恵は…
「違うよ。基織先輩は守護隊の幹部だよ」
なんて、意味のわからないことを言った。
守護隊……?
なんだそれ……。
「守護隊っていうのは、」
……!?
また心を読まれた!?
「うーん…声に出るね太陽…」
アハハハハハハハハッ……
続けていいよ恵。
「守護隊っていうのは、何かと危ないこの学園のリーダーとなる生徒会のメンバーの傍で常に共に行動し、危険から身を守るという…ボディーガード隊のことで、一番偉い幹部の基織潤先輩が、生徒会長の九条樹先輩をいつも守ってるんだよ」
いけしゃあしゃあと言いますが、
なんだそれ…
って思わないのかね皆…
「仕方ないんだよ。学園長が作った部隊だし、この学園は男しかいないからね。皆、美形集団に色々な想いを馳せるものなんだよ。」
俺は、心の中で言葉を吐けないのかもしれません。
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