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「ゆぅ…………ずっと見てる///」
そう言って顔を赤くしているは何でだ?なんて一瞬思ったが、
俺ずっと見ていたのか?
見てみると麗の焼きそばがかなり減っているのに気付いた。
「気にするな、ちょっと頭に迷子のクラゲがとまっただけだ。」
恥ずかしい、その状況を回避したいがために、
そんな訳のわからない理由を作ってみるもののクラゲなんかがとまる訳もなく、
「ゆぅ……食べたよ。」
俺のバカげた軽口なんか気にした様子もなく、淡々と焼きそばを食べ終わっていた。
ツッコまれないとそれはそれで悲しいな、今やっと亮のありがたみを理解した気分だよ。
それから俺が食べ終わり、お互い空腹が満腹になったあたりに元居た場所に戻った。
「まだ亮達いないんだな。」
「うん……いない。」
俺達は飯を食べただけだということもあってか亮達はまだ帰ってきていなかった。
これから動くのもあれよだな、ってことで亮達が帰って来るまで休んでいることにした。
幸いパラソルセットもあり日差しの心配は必要なさそうだな。
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