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「気にするな、もうしないから怒るなって。」
怒ってる麗を見てるのもありだが、これ以上はホントに怒りそうだから止めておく事にしよう。
と思ったんだが、
「もうしないのは……ダメ。」
「あ?なんでだ?嫌だから怒ってたんじゃないのかよ?」
「違う……嫌じゃない……ちょっと、ビックリしただけ。」
少し大きめの声で、慌てて言い返してくる麗は照れてるのか頬を赤らめていた。
なんだよ、てっきり怒ってるのかと思ってたんだけどな。
それはそれで良いことなのかもしれないけど。
「そうか、分かったよ、じゃあ亮達が帰って来るまで寝るから、帰って来たら起こしてくれ。」
そう言って空気も読まず、寝ようとしたんだが、
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