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そういう半脅し的な事件があったがために、麗を抱いてわざわざ自販機まで行く羽目に………………。
そして今、麗を抱いて歩いているわけなんだが、お互い水着なわけだ、
それはもう当たりまくってるんだよまったく、
てかしがみついてるから密着なんだよ。
何というか胸が柔らかいんだよ。
とまぁ裕太が変態への道を歩み出した頃には自販機に到着していた。
「麗は飲み物何がいいんだ?」
「ゆぅと同じなら……なんでもいい。」
なんて嬉しいことを言ってくれるもんだな。
「よし、じゃ買うから降りてくれ、じゃないと財布が取り出せないんだよ。」
「うん………分かった。」
そう言って降りてくれた麗は痺れてる仕草もなく普通に立っていた。
「ほれ、コーヒーだよ。」
そう言って麗に缶コーヒーを渡してやった。
「ありがと………。」
「じゃあ戻るぞ、亮達が帰って来てるかもしれないからな。」
そう言ってまた歩き出して行く裕太。
もちろん麗には歩いてもらったよ。
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