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そんな俺の無根拠イズベストみたいなノリの発言に、亮は少し顔をしかめて、
「お前は、分かってないんだよ、春なんかにやってみろよ、女子共は長袖長ズボンを着用しだすだろう。
そうなると半袖半ズボンならではのチラリズムが無くなる、それでは困るんだよ。」
なんて言い出す始末だ、
何かしら活き巻いている亮はチラリズムがなんたるものかを力説しだしたが、そんなもの俺の知ったことじゃない。
「あぁ、わかったよ、よ~くわかった、お前がただの変態に成り下がっていることを理解したよ。」
ガクッと肩を落とす裕太は何かバカバカしい感じにとらわれていたのは言うまでもないだろう。
「はぁ?これは男のロマンだろうが。これが分からんとは、裕太、まさかお前、男の勲章がついてないのか?」
「バカかお前は!ちゃんとついてるに決まってるだろ。」
こんな朝から下品な言葉をつらつらと、よく言えたものだよな、まぁ俺も人のことが言える立場じゃないのはわかるんだけどな。
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