真実からいろいろと

23/32
前へ
/370ページ
次へ
でも、時々思うのはホントに一緒に居ることがいいのだろうか、なんて思うのもある。 麗は、俺と居たいと言ってくれた、でも俺と居たら麗は悲しい過去を思い出すことは無いのかな、なんてのもある。 はぁ………いくら考えてもやっぱり分からねーよ。 まぁあれだ、そんなことばかり考えても始まんねーな。 「よし、麗の言いたい事は分かったよ。でもその話はまた今度だ、今日は遅いから帰ろうか。」 ふと気づいてみれば、午後8時近くになろうとしていたりする。 何か知ら今日は何時もより時間が進むのが早い気がするな。 「わかった……着替え取ってくる。」 そして麗は俺の言葉から何を汲み取ったか知らないが、また訳の分からんことを……………。
/370ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52477人が本棚に入れています
本棚に追加