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今日のゆぅ……悲しい顔だった。
楽しんではいるけど……心から楽しんでなかった。
ゆぅは……私が好きな人……悲しんでほしくない………、私が……ゆぅの支えになる。
このとき、2人の歯車は初めて動き出したのかもしれない。まだ見ぬ明日に未来に繋がる新たな道。
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そして次の日の朝、いつもみたいに耳に宜しくない目覚ましくんが、ジリジリ鳴り響いてますよ。
時刻は6時半、
その音に無理やり起こされ、まだ覚醒していない頭と体を起こそうとしたんだが、
「ん、起き上がれない。」
寝ぼけているのかと思ったが、次の言葉に全てが覚醒した。
「ゆぅ……おはよ、」
ん?どうして麗が俺に抱きついている?かなりの疑問の中にいるのだが現状での精一杯の言葉を紡ぎだした。
「麗、そこでなにしてる?」
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