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「その後……布団に入って……、ギュッてしたり……チュッてしたり……ギュッてしたり………した。」
話しながらモゾモゾしだしてるよ、顔も真っ赤っかになってるしさ、
まずギュッてのは許してやるとして、チュッてのはなんだよ………。
「ちょっとまて、チュッてのは聞き捨てならんぞ、
なぁ麗、何をしたか言うよな?」
怒ってるけどこの笑顔、引きつってるだろうけど、
俺も自分でも凄い我慢してるよ、なんせ寝込みを襲われたんだからね!
やるなら起きてる時に………って俺なに言ってんだろうな………。
「ゆぅ……顔怖い………あの……そこ……。」
う~とビビりながらも答える麗が指さしたのは、
おい……まさかね……と思いつつも、指さした先を部屋にある鏡で見てみると………首筋に赤い痕があるではないか。
っ!?、えぇぇぇぇぇ???
「ゆぅ……ごめんなさい………」
怒ろうとしたら、謝られたよ、軽く涙目で俺の顔を伺ってくるではないか~、
可愛いなクソ!
こんなんじゃ怒る気もなくなるわけで。
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