僕の歩く道

あれからいろいろと

それから歩いて麗の家まで行き、麗が戻ってくるまでの間だけという事で麗の家のリビングにいるわけだが、

｢西井っていつも麗といるよな。｣

そこには例により西井がいるわけなのだが、
なんでいつもいるんだろうな。

しかも人の家なのに自分の家のようにくつろいでるし、今でも勝手に飲み物持ってきてソファーで飲んでるし。

｢麗は妹みたいな感じだから、どうしても心配なのよね。
こればっかりは仕方ないわよ。｣

西井の麗に対する接し方が人とは違うとは思ってはいたが、ここまでとは思ってなかったな～。
まぁそれは良いことなんだろうけど。

｢それで、西井はいつもこうして麗を迎えに来てるというわけか？｣

現状からの考えをまとめたのか西井がここにいる理由を導きだした裕太。