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あそこまで分かり易く反応されれば何かあったんだな~くらいは予想できるっての。
「まさか、もう亮とよろしくしてしまったのか?」
一瞬パンチが飛んでくると思い歯をくいしばっんだが、飛ぶことはなく、
俺の目の前には顔を赤くした西井の姿が、
こいつもまた可愛いんだな。
「そ、そんなことはしてないわよ、でも………ありかも。」
それを口にした途端により一層赤くなる西井を初々しいと思った裕太。
てかありなんだな、もうツンデレがデレデレになりつつあるよな。
「私さっきから気になってたんだけど、首筋の赤い痕は何?」
ハッと思い出したように首を指差して言い出した。
「何!?まだ消えてないのか?麗も厄介ものを残してくれたな。」
そう、これは麗の夜這いによる……産物なわけで、決して俺に非はないからな!!
俺、学校休もうかな…………………。
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