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まだHRまで時間はある、この内に聞いておかないと、後の授業に身が入らんからな。
「で、どういう事だ?仲良くなるとは思ったが、亮が特定の女をつくるのは初めてだからな。」
「さっき言った意味のままだよ、綾は俺の顔じゃなく俺自身を見ていてくれてるからだよ。」
呼び捨てにしていることからにしても、
亮はこういうことで嘘なんかつかないからってのも考えてマジなんだろうな。
「そうか、お互い彼女もちになった訳か、まぁ亮もがんばれよ。」
裕太は亮に彼女ができたことにたいしてか、何か嬉しいもんだなと思った。
それから後の授業に身が入らんのは毎日の事で、次々に寝ている間に授業は過ぎていった。
そして今、4限目の終わりを告げるチャイムがなった、
いわゆる昼休みに入ったと言うわけだが。
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