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「あはは……俺は大丈夫じゃないから。」
っておい!!
いい加減どきやがれ。
の勢い残して麗の眉間に、今持てる全ての力を込めて、フィンガークラッシュを………………でこピンをかましてやったぜ。
「あぅ………痛い……。」
フィンガークラッシュ命中直後に麗は断末魔とともに俺の上で額を押さえてもがきだした。
ちょっと強くしすぎたかな。
「まぁ今のは麗が悪いんだからな。もういいから寝るぞ、
い、一緒に寝てやるから早くしろ。」
俺が恥ずかしいのを我慢して麗の機嫌をとることを優先するよ。
俺の発言にフィンガークラッシュ……はもういいか、でこピンによる涙目が一瞬で太陽のような笑顔に変わっていた。
「ゆぅ……ありがと。おやすみ……。」
そう言って麗は何を思ったか俺に抱きつきながら眠った。
この状況……俺寝れねー………寝れても凄く寝にくいんだが…………。
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