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「また ここで楽しく友達と一緒にいられる」 と言われると僕は涙が出るほどうれしい 子供だって 私達 大人の様に 孤独や不安 を抱えて必死に生きてる 自分だけだって 思ってた 自分は一人 クローンでは 僕の思い出は引き継げない あなた僕の事が嫌いだったの? 今ではわからない ただ あなたがよく口にしていた言葉を聞くと あなたの声が頭の中に響く でも 現実にはいないのに なぜか僕を励ましてくれる あなたの声 大切だったけど なんであなたが死ななきゃいけかなったのかな あなたである必要はなかったはずなのに 僕にはわからない 何も聞こえなくさせる声 周波数が耳に残る 僕に囁く 「まだ 誰もあなたには説明してくれないと」 集中する 頭に入る全てを追い出すため 主張する声を 俺は厳しい道を進んでいるんだと
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