俺の誕生日プレゼントは・・・

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それから少しだけ麻美について姉さんに話した。 「なるほどね。よし、決めた」 姉さんの閃きに良い物があったことがない。 麻美に何もなければいいけど。 「麻美さん、ちょっと私の部屋に来て」 麻美は快く返事をして姉さんに付いていく。 何もなければ……ってなんでこんなに心配してんだろうな。 「進さん、麻美さんとベタベタしすぎです」 怜香が寂しそうに呟いた。 確かに家に来るまでの間麻美とばかり話していたし、麻美が何度かボディータッチしてきた。 すっかり怜香のことを忘れていた。 正直、罪悪感しか出てこない。 「ごめんな。なんか浮気みたいになっちまったな」 「誰もそこまで言ってません。もしかして浮気してたんですか?」 墓穴を掘るとはまさにこのことだな。 怜香は一歩ニ歩と詰めより問いただしてくる。 勘違いは良くないよ、勘違いは。
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