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姉さんは前に怜香をスカウトしたいと言っていた。
そして、麻美もかなり可愛い。
多分姉さんは麻美をスカウトする。
多分でしかないけど。
「後で麻美に聞いてみよう。
なぁ怜香、その……ひざ枕というものをしてみたいんだけど……だめか?」
自分からこんなことを言うなんてことなかったのにな。
自分でもよくわからない。
「いいですよ。進さんが甘えてくるなんて珍しいですね」
さすがに怜香も気付くよな。
まぁたまに甘えてみるのも悪くないかもな。
怜香はベッドに腰掛け、俺を招くように脚を揃えた。
俺はそこに頭を置いて寝る。
やばい、これは良すぎる。
怜香の脚は綺麗で程よい弾力、そしてどこからか香るこの香り。
俺の意識はすぐに飛んだ。
「進さん? って寝てるんですか。可愛い寝顔です」
俺が夢の中で怜香と楽しくやっている時、現実の世界で俺は怜香に頬を突かれていた。
「あ、結構柔らかいです」
怜香はずっと俺の頬で遊んでいた。
俺は知らないけど、何してんだろうね。
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