俺の誕生日プレゼントは・・・

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朝は携帯に起こされ目を覚ます。 いつもならだるく行う朝の準備をテキパキと遂行していく。 「朝から何張り切ってんの? 愛しの怜香ちゃんとラブラブ登校?」 「なんでわかったんだよ」 「あら、当たってたんだ。勘で言ったのに」 勘かよ。 憎たらしいほど冴えてやがる。 「行ってきます」 「おー、行ってこーい」 姉さん本当に女? 今度兄さんって呼んでみようかな。 やっぱりやめておこう。 後で何されるかわかったもんじゃない。 とまぁ色々考えながらも怜香の住むアパートに着いた。 怜香に会わなかったということは、怜香はまだ出てないんだな。 間に合って良かった。 俺はあえて外で待ち、驚かすことにした。 2分もすると怜香の部屋のドアが開いた。 「怜香、おはよう」 「どうして進さんがいるんですか!?」  
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