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俺達は注目を浴びながら教室に入った。
クラスの人達は昨日知られたので特に騒がれな……。
「あぁっ!! お前達手なんか繋ぎやがって。悔しくない、悔しくなんかないんだから」
いた、一人だけ。
昨日広まった時もうるさかったけど今日はそれ以上にうるさい。
ってか、後半のキャラは何?
「えぇと、君は誰?」
「なっ!? そこから? わかったよ、名乗ってやるよ。よく聞け俺の名前は……」
「あぁ勝だったな。朝からうるさい。静かにしといて」
「って途中でやめるのかよ!! ってか、俺空回りしてね?」
俺の奥義空回りを勝に託して席に座った。
それより笑えたのは、怜香が勝の横を通り過ぎる時の反応。
「ふっ……」
鼻で笑われてやんの。
久々の登場だったのにお疲れ。
それにしても、何の偶然か俺と怜香の席はずっと近い。
1学期の頃からあれ?
と思っていたけど、今考えれば運命だよな。
うん、運命だ……。
ギャグってごめんなさい。
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