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俺が何もしないで座っていると、怜香は何か思い出したのかまた袋を持ってきた。
「これ着替えです。お姉さんに渡されました」
プレゼントのこともそうだけど、こんなこといつやったんだろう?
それにお風呂も準備されている。
「わかった。行ってくる」
怜香から着替えを受け取って風呂場に向かった。
そして中に入ると驚愕した。
中が……怜香の香りでいっぱいなんだ……。
あれもこれも、怜香が使っていると思うと……。
今の俺は何も考えていない。
そうしないと爆発しそうだから。
「進さんあがりました?」
「……あぁ」
「ん? とりあえず私も入ってきますね」
まずい、この展開は非常にまずい。
でも何も出来ない。
そして20分もすると怜香があがってきた。
「お待たせしました……進さん?」
怜香に呼ばれて顔を上げた。
怜香は濡れた髪を拭いて立っていて、顔は少し紅潮し、風呂場と同じくらいの香りを放っている。
その、何と言うか、俺の理性は爆発した。
時間やムードなど考えずに怜香をベッドに誘い、俺達はまた一つになった。
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