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「怜香、えっちな俺が彼氏でごめんな?」
「いいんですよ。私とっても幸せでしたから」
優しく笑って怜香は俺を慰めた。
あ、変な意味はないからな?
普通に俺を慰めた……。
もうやめようか。
今回は怜香も満足してくれたらしい。
怜香が言うにはだけど。
そんなわけで前よりも数倍もの幸せを感じてしまった。
今怜香は枕元に置いてあった、俺が買ってあげたスティッチの人形を抱えている。
そんなスティッチの人形なんか羨ましくないんだから。
はぁ…俺そろそろ死のうかな。
「今日は本当に最高の誕生日になったよ。ありがとうな、怜香」
「そう思ってくれるなら嬉しいです。誕生日プレゼントは私です……なんてね」
思わず吹いてしまった。
なんてことを言うんだろうか。
最高の誕生日プレゼントになったと言えば……キザに……いや変態になるかな。
「あ、ありがとう」
とりあえずお礼は言うみたいな?
本当に感謝してるんだけどね。
それから俺達はシャワーを浴びて同じベッドで寝た。
こうして俺の誕生日は最高の形で終わった。
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