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俺は部屋を出てトイレに向かった。
「全く、進ったら何もしてこないんだから。それならこっちも奥の手を……」
この発想の時点でおかしいのだが、俺は知る由もなかった。
何も知らない俺がドアを開けると異変に気付いた。
ベッドの布団が盛り上がっている……
俺はベッドに近付き布団をめくった。
そしてすぐに布団を戻すと部屋を出ようとした。
すると、一瞬にして下着姿の姉さんが目の前に現れた。
「どうして何もしようとしないの?」
「そりゃ、姉弟だからな。それに昔から同じようなことされてたら慣れるよ」
姉さんはチェッと舌打ちをすると一瞬にして部屋に帰った。
どうして姉さんはああなってしまったのだろうか。
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