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「おはようございます!! 俺の名前は近藤勝。これから一年間よろしくねー」
いきなり大声で入ってきたそいつは近藤勝と名乗った。
見た目は普通の人よりカッコイイのだが、初対面でテンション高くされると正直うざい。
俺はなるべく目を合わせないようにしていると、近藤はこっちに歩み寄ってきた。
「お前もなかなかカッコイイ。でも俺には敵わないな」
う、うざすぎる。
俺は立って何か言おうとした時、近藤の後ろから一人の女子が現れた。
「あなた朝から大声でうるさいですね。ちょっと黙ってください」
冷たくそう言い放つと近藤の腕を取り間接技を決めた。
「わ、わかった。わかったからやめてくれ」
近藤が謝るとその女子は腕を離し、近藤は俺から離れた。
荒っぽい女子だな、と思っていると俺は驚いた。
そこには俺のイメージとは全く違う、清楚で美しいとも言える美少女が立っていた。
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