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それから二限目が
終わった後サイは行った時と
変わらない姿で戻って来た
血塗れとかだったらビビるけどな
「おぉっ!サイお帰りぃ~!」
「サイお前どうしたんだよ~!
話異常に長くね?
それともサボりか~?」
「ただいまアリカ!
ってちょっと待てってキリト!
僕は君と違ってサボったりとか
しないし!」
ネタで言ったつもりだったんだが
若干マジに取られたようだ
まあこいつ根は真面目だしな
君と違ってとか差別に入りそうだ
いや入るな
「あ、そうだったサイ…
さっき言ってた話って何?」
そういえば、と
俺はサイに言われた話を聞こうと
して話題を転換した
「んー…ちょっと長く
なりそうだしさ放課後
学校裏の公園で話そうか」
「わかった、放課後公園な覚えとく」
「え~?何々?公園に
集まって何するの~?」
アリカが唐突に話に
入って来たので驚いたが
俺は持ち前のジョークで
「バカには分かんない話だよ。」
とあしらって置いた
そしてやっぱりアリカは
お決まりの如く、
「なによ!このバカキリト!
ちょっと気になったから
聞いただけなのに
ホントムカつくなキリトは!
バカはあんたよこのバカ!!」
幼稚園児かと疑われる位の
短絡的台詞を残して
クラスの女子集団へと
戻って行った。
このがきんちょめ…
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