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「……と、言うことなんだが、協力してくんねぇか?おっちゃん」
「う~ぬ。いくらうつけだからと言え、自らの主に手をあげるとは……」
「謀反人以外のなんて言えんだよ」
信長は、一切の話を自らの叔父であり、織田家重臣の信光に話していた。
「仕方ない。一肌脱ごうか」
信光はにやり、と笑う。
「流石だぜ、おっちゃん!!」
信長は嬉しそうに、白い歯をニカッと剥き出した。
その夜、信友は何者かによって、殺害されたのである。
これで、一件落着か、と思われた。
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