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ホンダ フィットだった。
絢菜が目を付けたのは平成18年式の後期型だ。
絢菜「大きさも運転出来そう♪」
とりあえずパンフレットを請求する為にメーカーのサイトへ行った。
絢菜「…あれ?」
サイトにさっき見たデザインのフィットは無かった。
そこに有ったのは違うデザインのフィットだった。
絢菜「名前は間違い無いはずだけどなぁ…。あれ??」
パソコンの前で唸っている絢菜を見掛けた父親が来た。
父親「どうした。パソコン壊れたか?」
絢菜「ホンダのフィットって車欲しいんだけど、なんか違うデザインのが出て来ちゃって…。」
父親「モデルチェンジしたんだよ。」
絢菜「モデルチェンジ?」
父親「そう。いつまでも同じ型じゃ売れなくなるだろ?だからモデルチェンジするんだよ。」
絢菜「そういう事かぁ…。」
父親が去った後も絢菜はしばらくサイトを見ていた。
そして…、
絢菜「新しい方がカッコイイかも♪」
こう言って、絢菜は実車をディーラーに見に行く事にした。
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