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絢菜「お母さんお母さーん!!」
絢菜がドタバタと玄関に飛び出して来た。
母親「ちょっ…絢菜、どうしたのよ?」
絢菜「お兄ちゃんが事故ったって!」
母親「えぇ!?」
母親はすぐに条馬のケータイに電話した。
呼び出し音は鳴るものの、全く出なかった。
とりあえず母親と絢菜は警察へ向かった。
自宅から大学までは片道20kmあるが、田舎の為に同じ警察署の管轄なのだ。
母親は車を運転しながら言った。
母親「寄り道してなきゃココに居るはず…。」
車を走らせ約10分、警察署に到着した。
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