プロローグ

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───PM10:00。 商店街は静まり返り、殆どの店が閉まっている。 僕は、眠れなくて散歩に出かけていた。 歩く度に、雪の軋む音... 真冬によくある光景だ。 しばらくすると、僕は展望台の前に着いていた。 この町の唯一息抜きできる場所。 頂上からは、商店街や住宅地を眺める事が出来る。 幼い頃、よく此処に来ていた... 「懐かしい..」 そう思いながら、展望台の階段を上り頂上を目指していった。
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