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5人の男の子達が帰った後、自分の部屋に荷物を置いてすぐに私は、お母さんが泊まる部屋を尋ねていた。
“かぐや姫”が何なのか分からないし、何から尋ねればいいのか分からないけど、これだけは聞きたかった。
あの男の子達がお母さんとどんな関係にあるのか?
でも…
「あの子達は守護者よ。“かぐや姫”を守護する者達のことを言うの。」
返ってきた返事は余計私の頭を混乱させるものだった。
何から守るの?
???
守護者?
ただの男の子でしょ?
「まぁ、満月はそんな難しいこと考えずに友達でいいのよ。明日から皆と同じ学校に通うんだから仲良くね。」
「……皆?4人の間違いじゃない?」
「何言ってるの?あの子達皆高校生よ。」
う…そ。
あの鴉取棗っていう生意気な奴も高校生なの!?
背が低いと言っても私の身長147センチより数センチ高いくらいだけど…。
小学生か中学生かと思ってた。
「仲良くしてあげてね。」
仏様のように優しく微笑まれれば、私はいやでも首を縦に振るしかなかった。
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