第二章.月神村

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朝、自己紹介はしてもらったから名前は分かる。 たしか… 「あっ、成海先輩。何ですか?」 龍世成海。 私より一つ上の先輩で高校2年生だ。他に、狐村陽一という人も2年生で一つ上。 「何って、お前がぼ~っとつっ立ってるからだろ?遅刻すんぞ。」 で、残りの3人は同級生。 「晃達に分からない事があったら聞けな?」 「……はい。」 意外とお節介やきの先輩らしい…いい先輩…! でも………… 先輩の言葉のようには出来なかった。
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