第一章.世間

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もお、お母さんは本当ッ 心配症なんだから。 学校の皆と最後の日ということで、お別れパーティーということでクラスの皆で焼肉店でご飯を食べた。 楽しかったし。 明日もまた皆と会えるような変な感覚を覚えた。 とはいっても、おばあちゃんのいる月神村はここから遠くすぐ会える距離じゃない。 忘れられたらどうしよう。満腹感のあまり眠い目をこすり思った。 別れは寂しくて、友との別れ際は泣いてしまい少し腫れていた。 夜道を歩く。家に向かって。 ガサッ… 「!!!」 なっ、何?! 飛びあがる心臓を押さえ、振りかえった。
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