〓事件〓

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そこには、黒く煤けた家が寂しく立っていた。 周りには、警察官に消防士、救急隊員と野次馬が溢れている。 自分の家を目の前にしているのに、匠は警察官に止められて、入れない。 いつの間にか、匠は涙でグチャグチャになっていた。 「母さん!父さ~ん!!」 匠は、変わり果てた我が家に向かって、叫び続けたのだった。
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