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何故、怖い話をしたことがない雄介が怖い話をしたかというと、部活動が終わった後、部室に戻ってしばらくしてから夏希が怖い話をしようと提案したのがきっかけだった。
夏希の提案に、部室にいたメンバーの半数以上は賛成した。
一部は反論したが、賛成したメンバーにすぐにカーテンを閉められ、部室の電気を消されたから渋々怖い話に付き合うことになった。
誰から話すかとなったとき、夏希が怖い話をしたことがない雄介からにしようと言い出して今のようになったのだった。
怖い話なんて一度も話したことがなかった雄介にとって、怖い話が好きな夏希を納得させるには壁が高すぎであった。
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