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退屈な授業を終え、私は早速声をかけに優太の席におもむいた。
優太は席にもたれながらマンガを読んでいる。
「ねえねえ、何読んでるの?」
「・・・・・・」
ふ~ん、スルーですか。
まあ、この手の根暗オタクは経験済みよ。
「それって何ていう本だっけ? 面白そうだね。 あ! このキャラカワイイ♪ 何て言うの?」
このタイプのオタクは、自分の好きな話しには物凄く語るはず。
だから、こっちから話題を振ってやればペラペラと喋りだすわ。
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