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「馬鹿にするのも大概にしろ！
何だこれは！
誘拐か良く分からんが、変な所に連れて来やがって！
それになんだこの質問は！」
…。
こっちの質問には応答無しか。
こんな質問に
真剣になる必死が無い。殺せるものなら殺してみろ。
また脳内に声が響く
―――――――――――――
１を選んだ場合は黒い扉を
２を選んだ場合は白い扉を
３を選んだ場合は今来た扉を開けて下さい
―――――――――――――
ふん。
引き換えしてやる。殺されてたまるか。
……………。
………待てよ。
現に誘拐されている。
私を殺す事に
躊躇なんかするのだろうか。
そんな事を考えると
背筋がゾワリと感じた。
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