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「マルティスさん!!」
「ん?あっ…ソフィーちゃん…
寝ちゃってたか…」
マルティスは放課後まで闘技場で眠っていて、ソフィーに起こされた。
「もう学園終わりましたよ。
早くガルクス王の所へ行きましょう。」
「そうだな。」
マルティスは気持ちよさそうに伸びをして、ソフィーと一緒に転移魔法装置へと向かった。
―所変わってミーアの部屋―
「…ねぇミーア。」
「どうしたの?」
ライアがミーアの部屋に神妙な面持ちで入って来た。
「何か今日は嫌な予感がする…」
「じゃぁ今日は一緒に寝る?」
「うん…」
ライアはミーアの隣に座る。
「私達ダークエンジェル軍抜けて正解だったのかな?」
ライアが膝を抱えて丸まりながらミーアに聞く。
ミーアは仰向けに寝転がり、両腕を伸ばす。
「正解だよ。
だって私達まだダークエンジェル軍で戦える程強く無いもん。
だから今は学園で鍛練あるのみ!!」
「そうだね。」
ライアは少し安心したのか、顔が綻んだ。
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