第一章 平和

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「…ねぇライア…」 「どうしたの?」 ミーアとライアは今クルセア学園の4年生。 成績は群を抜いて同率一位。 「…学園つまんないよ…」 「…そんな事いったらニーナ先生に怒られるよ。」 ライアは苦笑いしながらミーアの愚痴を聞く。 「…ニーナ先生に聞こえてなきゃいいんでしょ?」 ミーアはだるそうに机に突っ伏す。 「…残念ながら聞こえているのよねぇ…」 「!!??」 ミーアはいつの間にか背後立っていたニーナに驚き、振り向いた。 「全然気付かなかった!!」 ミーアは顔を真っ青にして後ずさる。 「これでも一応元ダークエンジェル軍なんだからねぇ…」 ニーナはニコニコと笑いながら、ミーアを追い詰めて行く。
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