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ニーナは今は知識を生かして、クルセア学園の魔法学及び魔法実習の教師をしていて、ミーアとライアのクラスの担任だ。
「…そんなに私の授業がつまらない?」
「い…いえ…とっとも楽しいですよ。」
ミーアは引きつった笑顔で答えた。
「ミーア!!…ってあれ?」
「ソフィー!!」
ミーアとライアを探しに来たソフィーの後ろにミーアは素早く隠れた。
「どうしたの?」
ソフィーは状況が把握出来ず、ミーアとニーナを交互に見る。
「…ミーアが学園がつまらないって言ったから少しお説教をと思ってね。」
ニーナがソフィーの後ろに隠れるミーアに笑顔を向けると、ミーアは震え上がった。
ついでにソフィーはミーアとライアと同い年なので、クルセア学園4年生として学園生活を送っている。
「…ふぅん…そういえば、マルティスさんが学長室に来てたよ。」
ソフィーは手を叩いてニーナにマルティスが来ている事を伝えた。
「えっ?なんでマルティスが?」
ニーナは首を傾げた。
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