396人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
6
部屋を出て3時間後、拓也は敵の本拠地のすぐ前まで来ていた。
しかし、本拠地の入口で戸惑っていた。
3つある入口全て5人以上の見張りがいて、どう入ろうか考えているのだ。
考えたすえ、裏口に当たる西の入口から入ることに決め、最小限の荷物を持ち、静かに西へと向かった。
その頃、おやっさんたちは竹本たちと合流し、本拠地へと急いでいた。
「あと何分くらいで着きそうだ…!?」
「早くて1時間…
いや、50分あれば行けます…!」
パトカーの中には竹本、竹本の部下の運転手、おやっさん、そして、美紗がいた。
最初のコメントを投稿しよう!