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「ここから出ていくとき、何か持ってったかい…?」
美紗は、えぇと、と考えた。
「ヘルメットとバイクに乗る時につけていた手袋、あと、あそこの棚で何かやってましたよ。」
美紗が指差した先には、拓也がいつも武器を置いている棚があった。
早速おやっさんは棚を調べた。
「……あいつ、1人で潰しに向かったんだ…!」
慌てるように手帳を開き、あるとこへ電話した。
「……はい、はい、そうです…。
1人で向かってしまいました…。
急いでください…!
竹本さん。」
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