5

6/6
396人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
「ここから出ていくとき、何か持ってったかい…?」 美紗は、えぇと、と考えた。 「ヘルメットとバイクに乗る時につけていた手袋、あと、あそこの棚で何かやってましたよ。」 美紗が指差した先には、拓也がいつも武器を置いている棚があった。 早速おやっさんは棚を調べた。 「……あいつ、1人で潰しに向かったんだ…!」 慌てるように手帳を開き、あるとこへ電話した。 「……はい、はい、そうです…。 1人で向かってしまいました…。 急いでください…! 竹本さん。」
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!