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「このやろう…!ナメた真似しやがって…!全員でかかるぞ…!」 この一言で9人は動き出した。しかし、4人は逃げ出し、5人は特攻隊のように、死ぬ覚悟で突っ込んできた。 ホームレスは、ただ安全なとこでぼーっとして動かない。 拓也は1人1人に急所じゃないとこを攻撃した。明らかに突っ込んできた5人は怯えていた。拓也が攻撃をしようとする前から目を瞑り、腕を前にして、防御の体制に入っていた。 「うわぁ…!?」 そんな声をあげたのは、若者ではなく、ホームレスだった。
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