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「じゃあ言ってくる。」
おやっさんにそう告げて、拓也は愛車のハーレーに跨がった。
今から規模が大きくなりつつある暴力団を潰しに行くとこだ。今のうちに潰しておかないと、後々厄介になるからだ。
しかも、この暴力団は色々と問題ばかり起こしている。そのことが、拓也に取って許せないことなのだ。
暴力団の拠点に着き、まずは入口の見張りの動きを観察した。見張りは今2人しかいない。
今が好機…!、と思い、動き出そうとしたその時、1台の車がやってきた。
はっきりとは見えなかったが、女性が数人拉致されているみたいだった。
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