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学校に遅刻ギリギリで到着
('A`)「チャイム鳴ってらぁ」
でも急がないドクオはノロノロ
教室につく頃には遅刻は決定している
(´・ω・`)「また遅刻だよドクオ」
先生もいつもの事なので怒りはしない
('A`)「…サーセン」
(´・ω・`)「構わないけどね。さぁ席に着いて」
ノロノロ歩いて自分の席に着く
( ^ω^)ノ「オイス-」
ドクオが席に着き一息つくと隣の席の内藤ホライゾン別名ブーンが喋りかけてきた
('A`)「よぅ」
ブーンはドクオのただ一人の親友
学校では大抵二人でいる
( ^ω^)「おっおっwwまた遅刻かおw」
('A`)「うるへ-」
二人は小突き合いをしながらバカ笑いし合う
(*'-')「…」
そんな二人を黙って見つめるしぃは、少し寂しげな顔をしていた
時は放課後
(;^ω^)「時が経つのは早いお」
('A`)「…作者のせいだがな」
( ^ω^)「まぁたるい授業風景が無くて良かったおw
んじゃドクオ、また明日だおw」
「ではさらば!」と古臭い別れの言葉を残しブーンは風の様に走っていった
('A`)「俺も帰るか…」
よっこらショット!と何かを発射しながらドクオは席から立ち上がる
その時
ガラッと教室の戸が開いた
('A`)?
(*'-')「…」
しぃだった
(*'-')「まだ帰ってなかったの?」
('A`)「あぁ…もう帰るけどな」
('-'`*)「…そぅ」
残念そうな顔でしぃはドクオから目を外す
そして自分の机に掛けてある鞄を取りに歩きだした
('A`)「…」
ドクオの心に何か引っ掛かる物がある
…小さい頃のしぃはいつも笑顔を絶やさない女の子だった
だが中学あたりからドクオの前では笑わなくなった
ドクオはそれを自分がブサイクでオタクだからと考え何も言わなかった
だが今
高校に上がって大人な考えができる今
ドクオは心に引っ掛かった物と共に
それをしぃに問う事にした
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