3人が本棚に入れています
本棚に追加
福岡駅からタクシーで空港へ
機内に行く通路は
かなり長いの行列になっていた
「じゃーん!見てコレ、格好よくね?」
モメンコがサングラスをかけて見せた
「…いいと思うよ?」と苦笑いのアンディ
「宇宙人みたいだ」と俺がからかう
モメンコは4歳上だが
明るく接してくれるので、それはあまり関係ない
メンバーの中で一番仲のいい異性である
アンディは俺が一番最初に話しかけたメンバーであり
メンバーの中では、川空と並んで一番の仲よしだ
人見知りな俺がメンバー全員と仲良くなれたのは、ほぼアンディの仲介役のおかげ
モメンコとジャレ合っていると
俺のリュックが
後ろに並んでいたおばさんに当たった
「す…すみません」
むっとするおばさん
俺としたことが
少々はしゃぎすぎたみたいだ
「…元気ね」
崎岡がくすくす笑っている
「よっぽど楽しみなのね」
「え…?うん、ちょっとはしゃぎ過ぎたみたい」
崎岡は同い年の女の子だが
あまり会話をしたことがない
最初のコメントを投稿しよう!