ACT3. 絶望の果てに生まれる嫉妬

8/8
前へ
/79ページ
次へ
   アニキ  ゴメン  もう、何で佐緒里さんとこんなコトしてんのかも、良く解んない。  頭真っ白で  淋しくて  悲しくて  苦しくて  悔しくて…  もどかしさを埋めるように、俺は彼女を求めた。  俺は、アニキの名前を呼びながら、俺の愛撫に感じるアニキのオンナを  アニキの部屋の  アニキの香りがまだ残ったベッドの上で  ――抱いた  
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5077人が本棚に入れています
本棚に追加