5083人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女の名前は、高木佐緒里(タカギサオリ)。
偏屈アニキと付き合えるんだ。どんなオンナだろう。かなり興味があるな。
まあ手前味噌だけど、俺のアニキはホント、イイヤツだからな。
高木佐緒里よ、見る目あるんじゃねーの。
きっと、幸せになれる。いや、きっとじゃないな。絶対幸せになる!
今日、彼女に逢ったら絶対、俺がアニキの事、押しまくってやろう。
それにしても、水臭いな。アニキのヤツ。彼女が居るなら、言ってくれればいいのに。
何で言わないんだ。
あっ、解ったぞ!
オンナにはモテモテ君の俺に彼女を逢わせると、きっと寝取られると心配したんだろ。
バカだな、アニキは。
俺がアニキのオンナに手、出すわけ―――-・・・・
あるかもしれない?
――って、冗談だよ!
まあ、無いな。うん、無いぞ。
無いったら無いぞ。
最初のコメントを投稿しよう!