第三章…第二の殺人と狂騒。

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パイザーの無罪が確定する頃、 俺は一つの悪戯をする事にした。 俺は、ちょっと変装をし、パイザーが捕まった事で賑やかになった夜の街に出た。 俺の悪戯の協力者を捜すためだ。 パブを何軒か適当に周り…… 悪戯の協力者を探した。 俺が協力者にするかどうかの基準は、顔見知りで無い事と…金でなんでもしそうな人間って事だった。 そして…三軒目の店で遂に見つけた。 カウンターから少し離れた場所で、一人で飲んでいた男がいた。 俺はなにげに側に行き、世間話をしだした。 その男と俺が、仲良くなるまでさほど時間は掛からなかった。 頃合いを見て、俺は本題を切り出した。 『なぁ、あんた。俺と一緒に面白い仕事をしないか? もちろん只とは言わない』 男は興味を示した。 『何をやるんだい?危なくなかったら…やっても良いぜ。』 『何、簡単だし危険でも無い… 一通、手紙を書いて欲しいんだ。』 『手紙?それのどこが面白いんだ?』 『俺はヤードの馬鹿どもに頭に来ててな…奴らをからかってやりたいんだ。文章は出来ていて他に何人か協力者がいるんだが…』 『て、事は…俺だけが書くんじゃないんだな?』 『ああ…10人くらいで送り付ける事にしている、やらないか?』 俺は他に協力者が居ると嘘をついた。 結果…男は代筆を承諾した。 そして、彼は俺の注文通り書いてくれ… その出来は悪くなかった。
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