フクロウ VS ミカン

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「はん。みなアタシの魅力にメロメロね!  石化するよろしアル。な、マオ!」 「ちょっと、チュン! 恥ずかしくないのチュンは……」 「何がアルか?」  ちなみに、今、設定を作るが春天は髪の色がピンク色だ。  だから余計にカラフル。目がチカチカする。  真緒は落ち着いたショートカットを片方だけゴムでしばり、まるでアイドルみたいだった。  男子が目の色を変えている。  だが、それだけで終わりでは無かった。 「あ、アノ……チュンティエン、マオ―――な、なんデスカ?  コノ格好……。  言われた通りに着ましたデスけど」  男子のボルテージが天を衝いた。  彗星ですら、少し顔を赤らめている。  今、こいつらにタウリンやっても攻撃力上がらないだろう。  俺も目を奪われた。  まさかシュノーまでがチア服着てるなんて。 「うう……ナ、なんか、恥ずかしいデスばってん」  身悶える姿は火に油。  男子の中にはバットをレスラーの様に打ち鳴らす程の興奮するものも現れる。  無論、敵の男子も圧倒されていた。  ―――しかし、そんな男子の中一人、目もくれず集中する男が一人……
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