血で赤く染まった手

エリート暗殺者

ここ日本にはある裏組織が政府直営で存在している。

この組織の名は「特殊公務部」といい、表向きは書類整理などの雑務をしているらしいが、仕事をしている人を誰も見たことない。

なぜならこの組織は暗殺を裏でしているからだ。

あらゆる政治の邪魔になる人や他国の要人などを暗殺するのが実際の仕事である。

このような暗殺のおかげでこの国の政治は成り立っているのである。

この組織はある機関で毎年、１０歳くらいの孤児を数人引き取り、暗殺者のエリートを育成していた。

使えると思った者だけを組織にいれ、落ちこぼれやイマイチの者は、ためらうことなく殺していた。

しかも運よく組織に入ったものでさえ、２～３回の暗殺で命をおとしたり、処分されたりしている。

政府は有能な暗殺者を得るためにたくさんの命を殺していた。

人々はその事は全く知らないで、ただ政治批判をしている。

この世界の日本はそんな国である。