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ジュンは何かの準備をしていた。
全身黒い服に着替え、黒いフードを被り、腰のベルトにナイフとハンドガンを装着した。
そう、彼は政府お抱えの暗殺者。今日は失言を発したニュースのコメンテーターを処分する予定だ。
軽食を取り、家を後にする。
ジュン「今日も寒いな…」
これからする悲しい事を嘆きながら歩いていく。
15分後、
ジュンは今ターゲットの自宅の屋根にいる。
ジュン「…やるか」
屋根からベランダに飛び移り、中の様子をうかがう。
ジュン「……」
彼はもはや別人のように無口である。
中で起きている人はいないようだ。
手際よく窓を外し、中に入っていく。
部屋の間取りは全てわかっている。
すぐにターゲットの前に立つ。
ジュンは暗殺者のエリートであるため、気配や足音を消すことは簡単にできるよう教育されている。
ターゲットは何にも気づかないで、静かに寝ている。
ジュンはナイフを取り出し、相手の首の近くに持っていき、一気に喉を切りつけた。
ターゲットは声も出せずに絶命した。
ジュン「ゆるしてくれ…」
悲しい目をして言った。
ジュンはすぐに遺体を移動し、ナイフを手にもたせ、巧妙に自殺にみえるように偽装し、すぐにその家を離脱した。
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