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決心した日から2日後。
ジュンは組織の会議にかけられていた。
何故かというと、ジュンは昨日の暗殺に失敗したからである。
というよりわざと失敗したのである。
幹部1「なぜターゲットをやりそこなったのだ?お前が失敗するなんて…」
ジュン「ただ殺す気が失せただけだ…」
幹部2「なに!?ただそんな理由で処分しなかったのか!?」
ジュン「ああ、それだけだ。」
ジュンは平然と答える。
幹部3「貴様は分かっていないようだな。貴様はただの人を殺す人形なんだよ。」
ジュン「………」
幹部3「貴様には感情なぞ必要ない。ただ暗殺だけをやればいいのだ。」
ジュンは黙っている。
幹部1「まぁ全くもってその通りだ。お前は殺し続けるしか生きていけないのだからな。」
幹部たちは自分は手を汚さず、勝手に命令だけをしている。
ジュン「所詮ただの道具扱いか…」
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